チ。―地球の運動について―(第3集) 3巻 マンガ大賞2021 最新刊 試し読み ネタバレ 天文学 金星

魚豊(うおと) 先生の漫画

チ。―地球の運動について―(第3集)

という漫画をご紹介します。

漫画名 チ。―地球の運動について―(第3集) 3巻
作者 魚豊(うおと)
ランキング マンガ大賞2021 2位
配信 U-NEXT       ebookjapan

 

 

マンガ大賞2021 2位の作品です。

 

ストーリーがとても面白く、良い作品なので、是非、読んでみてください。

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チ。―地球の運動について―(第3集)3巻|漫画ネタバレ 感想!!

 

13話

 

1.惑星の中心は太陽である。

2.軌道は真円である。

3.惑星は一定の速度で運行する。

この3つがこの書類の主張であり、

独創的な発想であり

真理ですか?!と尋ねるオグジーに

バデーニは“限界だ”

先述の三つの発想でやれることは達成している

率直に言って、とても発表できる完成度に達していない。

この仕事を引き継げるのは、

慎重な知性と時に大胆な度胸を持ち合わせた…

まさに完璧な英傑だけだろうな…

オグジーは

「そ、そんな人… どこにも…」

「いる。私だ」とバデーニは答えました。

 

バデーニ、自分のことそんな人物と

客観的に評価していたんですかね。

ちょっと笑ってしまいました。

 

 

 

バデーニはこの研究を引き継ごうといいますが、

それにあたり一つ目、後進は作らない。

二つ目、オグジーは観測手として、研究に参加すること

三つ目、首尾よく運んで利益が生じた場合、分け前は9:1

勿論、私が9だと

オグジーは受け入れようとしたが、

この手紙にポトツキに1割渡すようにといいます。

するとバデーニは、その手紙に火をつけて燃やしました。

「これででもう書いてない」

オグジーは釈然とせず、

「や、やっぱり守りませんか?」

「あの言いつけ」

「何故?もうこの世から消えたぞ」

「今ここにいない人の想いを無視したら、何かが決定的に失われる気がして。」

「何かってなんだ」

「れ、歴史というか」

バデーニはオグジーの話を流した。

 

 

オグジーの方がよっぽど聖職者ではと思ってしまいます。

逆にバデーニのようなメンタルもなければ、

このことには立ち向かうことは出来ないのかもしれませんね

 

 

オグジーは最後に

「アレに触れた今の我々は、地獄の入り口に立ったと思いますか」

「あぁ 入り口に立っている。」

「だが、天界のだ」

翌日、オグジーを連れて街へいきます。

しばらく歩いた後に、

バデーニは暇な上級市民の娯楽、知的遊戯、

といって、それには天体の記録と優れた知性がないと

解けないという問題をめぼしい掲示板に張って回ると。

 

解答者が出るまでひたすら地道に待つ。

 

片っ端から張って回るといったバデーニは

大量のちらしをオグジーに手渡しました。

 

するとその日の夕方に早速、

掲示板に解答者があらわれます。

それは、少女でした。

 

天体の知識がないと解けない問題を用意し、

その解答者を見つけて、協力者を募る、

この発想はさすがバデーニですね。

普通に探していたら、すぐに異端者として

異端審問官に捕まってしまう可能性が高いですよね。

素晴らしい発想。

解答者として現れたのが少女だったとは、

この時代は賢い子どもたちが多いのかしら。

 

 

14話

 

彼女の名前はヨレンタ

 

今日も学会に行く人たちを見送ったあと、

大急ぎで彼女はコートを羽織り、

枯れた井戸の中へロープ伝いに

降りていきます。

“なんか今日はツイてない気がする。

今日こそバレる気がする”

そして這いつくばって、井戸に中にある

横道を進みました。

“そろそろ神様も見放す…”

目的の場所までたどり着いて、耳を澄ませました。

“え!? 古代ギリシャ天文学の現代異教的解釈!?”

“絶対 他じゃ聞けないヤツだ!”

“神様。 私 ツイてます…!”

 

女性だったせいで、彼女は研究会に参加することは

許されていなかった。

そのため、彼女はここで助手として

働きながら、彼らの研究会の話を

こうやって聞いていたのです。

 

 

 

この時代は女性は男性と同等に扱われていなかったのですね。

そんな環境の中、ヨレンタの知識を得ようとする行動力には凄いものを感じます、

 

 

そして研究会が終わるとまた急いで井戸から戻り、

何事もない顔で、建物の中へと戻っていました。

 

周りの男性たちは、

「何とは言わんが君は、我々とは明らかに違うからね」

馬鹿にしていました。

 

そこへコルベさんがやってきて

「助手が優秀すぎるのも扱いに困りますね」

といい、ヨレンタを庇い、

その場から連れていきます。

 

そして、ヨレンタはコルベさんに

執筆中の論文を見せました。

「面白い よくできてるよ コレ!」

「まだ若いのにスゴいな!」

「そ…そこまでですか?」

「コレが評価されたら図書館から移って、天文台の仕事になる」

 

そう言ってコルベさん査読に入るから、

その間は休暇だから、

ヨレンタに実家に帰るようにいいました。

 

ヨレンタは周りから馬鹿にされている中で、自分のことを評価してくる人がいることに対し、喜びを感じ、これまでの努力が結びついていると実感したとき、だったと思います。

 

実家に顔出したヨレンタは父親に言われます。

「こっちに帰ってくる気はないか?」

「何か悩みがあるんじゃないか?」

「周りとの差は感じます」

「そもそも研究に参加させてくれません」

「せっかくピャスト伯の施設にいるのに、図書館の雑用だけで…」

「私も天文部署で働きたいのに。」

「他の方と扱いが違うのは…」

「お前はまだ14歳だ。それにあそこで働くただ一人の、女だ」

 

そいて、父親は何もするな、目立つなといいます。

 

「私の心は学者です」

「だから私は、神と真理の為なら退きたくない」

「才能も発展も人生、いざって時に退いたら終わりだ」

その言葉を聞いた父親は応援すると答えました。

 

 

女性が差別される状況であっても、これだけの決意を持って生きている娘に対して、父親として応援せざる得ないですね。

 

後日、図書館へ戻ったヨレンタは、

コルベさんに論文のことを尋ねます。

「なんとピャスト伯が褒めてくださったよ」

「新鮮で興味深いと!」

「新たな才能の誕生だ」

 

それを聞いたヨレンタはは深々と頭を下げて

「本当に、ありがとうございます…!」

感謝を伝えると

「名義は私で出してるし、けどあれは君の実力!」

 

「ん? 名義?」

「だから名義は私の名前に替えたけど、これは君の論文なんだから、誇ってよ」

「は?」

「ん?」

 

自分が書き上げた論文が、ピャスト伯に評価されたと聞いたときに、心の底からヨレンタは喜んでいたと思います。

そう思ったのもつかの間、名義が自分でないと、頭の中は混乱ですね。

 

それにしても、この最後のやりとりは、ブラックだけどちょっと面白い

 

 

15話

 

「私の論文、コルベさんの名前で出したんですか?」

「そりゃ当然  女性の論文なんて誰が読むの?」

「内容に不適切な箇所でもあったら一大事だ」

「すぐに魔女扱いされて、最悪 異端として殺されるよ?」

 

ショック受けるヨレンタに、

協力すればこの世界の中で

上手い動き方を教えるとコルベはいい

「その世界に、私の名前は…」

「ないよ。 もう諦めて。この世はそういうもんだから。」

「変に目立って目をつけられたら多分、君の人生って軽く終わるよ?」

落ち込むヨレンタにでしたが、

そこへ論文を評価してくれたピャスト伯が現れます。

 

「今、論文を君が書いたと言ったか?」

 

ヨレンタは自分が書いた論文だったと言おうとしましたが、

コルベさんのさっきの言葉が脳裏をよぎり

「私のモノではないです」

と答えてしまった。

 

 

ヨレンタ、評価されたと喜んだのも束の間でしたね。

女性が軽視されてる環境だと、コルベさんの判断はしょうがないのかもしれませんね。

あの場面で、ピャスト伯の前で、本当の事は言えないですよね。

 

 

私は嵌められた。

コルベさんは悪い人だったと

もしそうであってくれたら、

どれだけよかったか

けど事実は違う。

彼は善人だ。私を庇ったんだ。

これが私の現実だ。

真理の為なら、退きたくない。

と考えると思わず涙が

こぼれてしまうヨレンタだった。

 

 

これはただただ悔しいそんな気持ちから、

涙が溢れたのかもしれませんね。

 

 

街のなかを歩き回っていると、

ある掲示板に目が留まります。

 

“解答者へ 宇宙論について用件あり連絡されたし”

その紙を持ち帰り、

これを解答するには

惑星の記録が必要だと

気付いたヨレンタは、

留守だったコルベさんの部屋から

資料をあさった。

 

断りもなく資料をあさることに

罪悪感があったヨレンタだったが、

“悪いとかどうでもいいから、アレの答えが気になる”

あっさり解答し、再び掲示板へ戻り、

解答を掲示板に張りつけた。

 

張りつけた後、解答してしまったことに

不安になるヨレンタ、

誰かに見られる前に

さっさと退散しようとすると背後に

バデーニとオグジーが

 

 

問題を見て、すぐに必要なものが

分かってしまうヨレンタは

やはり能力が高いのでしょうね

 

 

 

16話

 

バデーニは

「たった半日で…貴方が解いたんですか?」

「いえいえ私は解答者じゃありませんっ」

「ほらここ!解答者名、男性名!男性名!」

と慌てて嘘を吐くヨレンタ

 

他の人に見つかってはいけないと考えていたそばから、いきなり声をかけらて、ビックリしたでしょうね。

そして慌てて、男性名と答えるヨレンタ。

これでがなんか怪しいとバデーニに気づきますよね。

 

 

バデーニは解答者へ会わせて欲しいとヨレンタに

言うと、当分留守にしているというので、

伝言を伝えて欲しいといいます。

 

三人はヨレンタの下宿先の

応接室に行くことになった。

途中、バデーニはヨレンタと

会話を交えるなかで、

彼女が解答者であることを気づきます。

バデーニはオグジーに言います

「地動説(あのはなし)をしても安全だ」

「密告される可能性は低い」

「何故ですか?」

「女性だからだ」

「密告したら自分自身も魔女扱いされる可能性が非常に高い。だから女性は好都合だ」

 

 

バデーニには相変わらず、自分本位で考えるので、女性は好都合だと言ってしまうのでしょうか

 

 

応接室に到着するとバデーニは、

伝言を伝えるのではなく、

ヨレンタに天動説について語り始めていく。

話しを続けていくうちに、

バデーニは

「アリスタルコスはご存知で?」

「観測的事実を元に仮説を立てた」

「だから、彼の根拠は少し…強い」

と確信に迫っていきます。

 

「彼らの言ってる馬鹿げた仮説が広まってしまったらどうなるでしょうね」

「その考えはC教公認の物に反してる。流布したら権威も諸前提も壊れます」

「世界は今のままではいられなくなる」

「もし仮に、我々は生まれながらに罪だけじゃなく、

自由も持っているとしたらどうしまう?」

「もし仮に、今 従ってること、信じてるもの、

見ている現実、その多くがウソだったらどうします?」

「は…そんなのありえない。 常識的に考えて…」

 

「では、馬鹿げた仮説の中なら」

「この世界は、本当に動いているとしたらどうだ?」

 

「…は、は??」

「これは不適切です!」

バデーニは

「真理だ」

混乱したヨレンタは二人を、

その場から追い返した。

 

そしてバデーニは

「では解答者さんにお伝えを。」

「昼時にあの掲示板前で待っていると」

 

 

オグジーはバデーニに尋ねました。

「ほ、本当に大丈夫なんでしょうか?」

「ああ。大丈夫」

「女性だから?」

「いや 研究者だからだ」

 

 

 

展開が面白いの次から次へと読んでしまいます。

ホント、お勧めの作品です。

 

 

 

17話

 

“地球が動いてる…” 

“それが…真理…?”

“お…恐ろしい そんなこと本気で研究するなんて…”

 

 

コルベさんへ相談しなければとヨレンタは

彼の書斎にかけつけます。

ちょうど研究会の時間で、

そこにはコルベさんは不在でした。

 

 

バデーニさんらの話を聞いて、

カルチャーショックを受けたような感じでしょうか。

混乱してコルベさんに話を聞いてもらおうと思ったんでしょうね。

 

 

 

ヨレンタはおとなしく待っていても

時間の無駄だと思い、

いつもように井戸使って、

研究会を盗み聞きへ

 

そこでピャスト伯が自分自身の

死期が近いことを知ります。

 

天国へ行く前に、なんとしてでも。

我々は宇宙論を完成させねばならん。

人類はプトレマイオスの宇宙を受け入れている。

大衆が納得しようと我々だけは

真理の探究を諦めえてはならん

アレは真理とは思えない。

 

異教徒の神話にイカロスとういう者がいる。

彼の誤りは、太陽に挑んだ傲慢さでなく、

蝋が溶けるという警告を軽んじた無知

今、あと一歩足りていないのは、その無謀さだ。

真の宇宙を完成させる為に、イカロスにならねば。

 

 

ピャスト伯は最近、

その気概を感じさせた者は

コルベで、危うい話題に怯まず

果敢に緻密な考察をしていたと讃え、

それを聞いていたヨレンタは複雑な表情に

 

コルベさんが不在だったことが

よう流れになったようですね。

ここでピャスト伯の話を聞けたことは

ヨレンタにとっては大きかったですね。

 

 

 

井戸から出てると、

そこへピャスト伯が現れます。

ピャスト伯は研究者であれば、

特に性別は気にかけないようです。

聖書は真理だ

今の我々に正しい読み方が

できているか、わからない

今後、見せたい論文があったら

自分に持ってくるように

ヨレンタに言います。

 

 

ピャスト伯は研究していることについては、

何かにとらわれる事なく

柔軟に対応してくれる人のように思えますね。

 

 

それからヨレンタは

コルベさんのところへ行き、

二つ話したいことがあるといいます。

一つは勝手に部屋に入り資料を閲覧したこと

二つ目は


“言わなきゃ…”


“言わなきゃ平穏が”


“言わなきゃ現状が”


“言わなきゃ信仰が”


“イカロスに”

葛藤と戦いながら

「こっ。この世の中で上手く動くより、

この世自体を動かしたいんですが、

それは無謀すぎるでしょか?」

 

 

ヨレンタはバデーニ達のところへ行き、

協力することに返事をします。

それと、ピャスト伯を協力者に

入れたいと提案します。

 

バデーニにオグジーへ帰るぞといい、

それに反対します。

何故ならピャスト伯

今の天動説を超す、

完璧な天動説の証明に人生を捧げている貴族だったからです。

 

 

ピャスト伯が発した発言は、

ヨレンタを大きく動かしましたね、

彼女自身も決断するに

大きな勇気が必要だったと思います。

 

そこで提案した話しがまさかの

ガチガチの天動説を唱えている人だったとは

 

 

18話

 

立ち去ろうとした

バデーニでしたが、

ヨレンタから彼は50年に

渡る詳細なデータを持っていること、

この機を逃したら

地動説から大きく遠ざかる。

 

 

確かに天動説を信じていますが、

それよりも真理を重んじていること言うと、

ヨレンタの提案を受け入れてくれました。

もし捕まってもヨレンタに

罪をなすりつけるつもりでいました。

 

 

バデーニさん、ホントに聖職者?って思いますね。

 

 

三人んはピャスト伯の部屋を訪れると、

血を吐いている状態でした。

バデーニは

「アリスタルコスを引き継ぐものです。」

「その研究を完成させる為に、観測記録をお貸し頂きたい。」

 

「私が誰だかわかっているのか?」

「私の人生を懸けた研究が、間違いだと主張するものだぞ」

 

「ですが、真理かもしれません。」

「それを求めて人生を捧げたのでしょう?」

 

「帰れ!」

と一蹴します。

 

全員を帰した後、ピャスト伯は過去を思い出します

 

ピャストは一族の中で

天文を学ぶこと反対されていて、

一族の恥とまで言われていました。

 

 

しかし、一族の中には天文を熱心に研究し

教授と呼ばれている人もいた。

 

教授は金属のアストロラーベをピャストへ譲り、

「明日から観測を始めろ。」

「いいか?神が君に与えた才能を出し惜しむな。」

「思う存分天文をやれ。」

「そして、君を否定した節穴共にわからせてやれ。」

 

「君が夜空を眺めれば、歴史が変わると」

「君こそが、一族の誇りであると」

 

この言葉がピャスト伯の信念となって今までやっていのでしょうか。

 

 

そこへ、バデーニの話しがあり、

ピャスト伯がどうかかわっていくのか

楽しみですね。

 

 

19話

 

ピャストが教授の元へ来て

20年が経っていた。

 

教授から私の宇宙を譲ろうと、

資料室のカギを教授から授かり、

中に膨大な資料が保管されていました。

 

「コレが宇宙の正しい形だ」

「しかしコレでもまだ、完成というには誤差が多い」

「真理に辿り着けるの選ばれしただ一人だけ」

「完成まで誰にも明かすまいと誓った」

「その一人とは、私でなく君かもしれんからだ」

しかし、ピャストはすぐ引き継ぐことを断った。

 

その日の夜、空を見上げると、

ピャストはアレを見てしまうが、

見間違た。「満ちてない」と否定した。

 

それから5年が経ち、

教授は

「完成しないのだ。いくらやっても」

「そもそもこの仮説が、前提からすべて間違いだった場合だ」

「だとしたら、私はなんて無駄な人生を…」

 

 

「あの研究は間違いじゃない!」

「捧げてた教授の人生も間違ってない」

 

「天国で私に聞かせてくれ…」

「真理を」

教授の最後の言葉だった

ピャストは

“宇宙を完成させる”と誓った

 

ピャスト伯は教授が人人生を懸けた

天動説の証明を自分がしなければならい、

その思いで、自分自身も

人生を懸け取り組んでいるんでしょうね。

 

 

20話

 

 

ピャスト伯はその当時に

一度見た、満ちた金星

あの見間違いが人生に

疑念を生じさせた。

それをバデーニ達に

観測して欲しいという。

 

死期が間近なピャスト伯は

ただ単に真理が知りたいと

考え方が変わっていったからこそ、

バデーニ達へ観測の依頼をしたんでしょうね。

結果がどうだったとしても。

 

 

金星が満ちている場合は、

惑星は太陽を中心に動いていると

考えられ、つまりこれで、

地球中心という考えは退けられる。

 

若かりし頃のピャスト伯は鋭眼と言われ、

他の者とは違っていた。

オグジーにそれだけの視力があるか、

ピャスト伯はオグジーを試した。

とても無謀と言えるほどの

離れたところに

置いてある板に

四角か真円が描いてあるので、

それを答えろというテストだった。

 

オグジーは

「どちらでもありません」

「描かれているのは、右がかけた半円です」

 

 

ピャスト伯のこのテストは流石ですね。

人は思い込みで、そう見えてしまうことを

分かったいたんでしょうね。

間違った答えが出たなら、

妥協して観測をさせることも

しなかったでしょうね

 

 

そして今夜は観測できる可能性があった。

 

オグジーは不安になっていた。

自分が見たものは、

結果がどちらにせよ、

宇宙の何かを確定させてしまうことに。

“ただ天国へ行きたいだけだったのに、

この数日でいろんなことに

巻き込まれてしまった。”

「ここ数日間は、俺の人生で最大に謎な期間です」

「だけどその中で、一番よくわからないのは、」

「俺は今、満ちた金星を見たいってことです」

 

そしてオグジーは観測へ向かった

「満ちてる」

オグジーは満ちた金星を見てしまった。

 

オグジーの中で、何か探究する、

真理を知りたいって気持ちが芽生えたからこその

“満ちた金星を見たい”って言葉が出たんでしょうね。

 

 

21話

 

満ちた金星を認めたくないピャスト伯

 

「コレは貴様らの策略だ。私を騙しているな」

「金星が太陽を回っている証拠であって、

地球が動いている証明にはならない」

 

 

「でもそうやって成立した宇宙は、

神が創った自然か、人間の作ったこじつけか、

貴方はその何方に見えますか」

とバデーニは答えます

 

「積み上げられた研究は、こんな一瞬で否定してよい物ではない」

 

 

「そんなものがあるとしたら、それはなんと言うと思いますか」

 

 

「それは…真理だ」

 

複雑な思いが入り混じるピャスト伯は

資料室のカギを自分の思いも託し、

バデーニに渡します。

 

 

なかなかカギを手渡さないピャスト伯、

認めたくても認めたくない、

でも真理を追究して欲しい気持ちと

複雑な思いだったんでしょうね

 

 

 

その資料室の資料はバデーニから

見ても驚異的なものだった

バデーニは研究は一人で行いたいので、

ヨレンタにここで外れて欲しいといいます。

 

ヨレンタはそれに了承し、

地動説を完成さえるようにお願いをします。

 

オグジーはヨレンタに文字が

読めるとどんな感じなのか尋ねた

 

「文字は、まるで奇跡ですよ」

「時間と場所を超越できる」

 

ピャスト伯は夜空を見ながら、

ノートへ地動説の図を描いき、

亡くなります。

「や…やっと、お話…でき…ま…」

「し…真…り…を」

 

 

オグジーはこれから文字を覚え、

自分自身で真理を探りたい気持ちが出てきたのでしょうか。

 

教授、ピャスト伯共に

人生を捧げて研究を続けましたが、

反対の結論にはなりましたが、

それそれで、後進に役立つことだったと思います。

 

C教の思想のしがらみもあるなかで、

研究すること難しさ、苦悩そういったものも

考えさせられる内容でしたね。

 

テーマが本当に面白く、次へ次へと

興味が湧く作品です。

読み応えがあるマンガです。

是非、読んでみてください。

 

 

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